上弦(じょうげん)
概要
鬼舞辻無惨配下の精鋭、十二鬼月の中でも強者の鬼上位6名を指す。
下弦を含めた他の鬼とは比較にならない戦闘能力および特異体質を有し、鬼殺隊と鬼の戦いの歴史においてこの百年余り顔ぶれが変わっておらず、鬼殺隊最高位の剣士である“柱”と互角以上の戦闘力を持ち、幾度となく彼等を葬っている。
無惨の正体(能力)について僅かながらも開示を受けているようで、彼から直接任務を下され、報告に参じる。無惨としても“代替の利き辛い希少な手駒”という(彼としては稀なほどに高い)評価をしており、多少機嫌を損ねた程度では廃棄処分を下す事は無い。
無惨が鬼を作る理由の一つがこの上弦の鬼を作ることであるが、上弦の鬼は注入される血の量が多く殆どの場合細胞が破壊されて死に至ってしまう為簡単には作れない。
故に無惨は今まで上弦になれた鬼と類似した体質の人間を狙って鬼にしている(公式ファンブックの大正コソコソ噂話より)。
選別に次ぐ選別を潜り抜けてきた彼らの身体能力と超再生力は、超越生物である人喰い鬼の中でも一段と極まっており、更に応用範囲の広い血鬼術を攻撃・防御・機動力の全てに上乗せする戦術を採る者が多い。これに、長きにわたる闘争の年月を経てきた修羅としての戦闘経験を加味すると、その総合個体戦力はもはや人間の手に届く範囲を大きく逸脱しているとか言っても過言ではない。なお、彼等も通常の鬼同様無惨の“呪い”の支配下にある。
分け与えられた血が他の鬼とは比べ物にならないほど濃い為上弦の鬼自らが血を分け与えることで鬼を増やすことも可能。なお厳密には上弦の鬼自体に鬼を増やす能力はなく、無惨に鬼を増やしたい意を送り了承されれば鬼になる血に変化する。
鬼への勧誘を認められているのは上弦の鬼のみである。
構成員
上弦の壱 黒死牟(こくしぼう)
上弦の弐 童磨(どうま)
上弦の参 猗窩座(あかざ)
上弦の肆 半天狗(はんてんぐ)
上弦の伍 玉壺(ぎょっこ)
上弦の陸 堕姫・妓夫太郎(だき・ぎゅうたろう)
後任
新・上弦の肆 鳴女
新・上弦の陸 獪岳