『ONE PIECE(ワンピース)』に登場する**グロリオーサ(通称:ニョン婆)**は、アマゾン・リリーの先々々代皇帝として歴史の深層に関わる重要人物です。老女として描かれる彼女ですが、かつては強力な戦士であり、世界にその名を轟かせたロックス海賊団の一員としても知られています。
本記事では、グロリオーサの人物像、過去の経歴、能力、そして『ワンピース』世界における役割を余すことなく解説します。
グロリオーサのプロフィール
| 項目 | 内容 |
| 名前 | グロリオーサ(Gloriosa) |
| 通称 | ニョン婆(Elder Nyon) |
| 誕生日 | 2月4日 |
| 所属 | クジャ族、元ロックス海賊団 |
| 声優 | 真山亜子(日本語)、Nancy Sherrard(英語) |
若き日のグロリオーサとロックス海賊団
グロリオーサはアマゾン・リリーの皇帝を務めた後、突如として国を離れました。その理由は「恋煩い」だったとされています。この“恋煩い”によって外の世界に飛び出した彼女は、後にロックス・D・ジーベック率いるロックス海賊団に加わります。
ロックス海賊団は、白ひげ、カイドウ、ビッグ・マムといった伝説的な海賊たちが在籍していた恐るべき海賊団であり、グロリオーサもこの精鋭集団の一員だったことから、当時の彼女が非常に高い実力を有していたことは明白です。
38年前に起きた「ゴッド・バレー事件」にも彼女は関与しており、ロックス海賊団の活動の最前線で戦っていたことが明らかになっています。
アマゾン・リリーへの帰還と後進の育成
外の世界での冒険を経て、グロリオーサは島に戻りました。当時の皇帝によって寛大な赦免を受けたことからも、彼女の功績や人格がいかに尊敬されていたかが分かります。
その後、彼女はシャボンディ諸島にて生活していた際、奴隷にされていたボア・ハンコック、サンダーソニア、マリーゴールドの3姉妹と出会い、保護・育成しました。これが後のアマゾン・リリー皇帝、ボア・ハンコックの誕生につながります。
グロリオーサは単に育ての親というだけでなく、ハンコックにとっては数少ない「正しい助言をしてくれる存在」としての信頼を得ています。
現在のグロリオーサとその立ち位置
『ワンピース』本編でグロリオーサが初登場するのは、ルフィがバーソロミュー・くまによってアマゾン・リリーに飛ばされてきた「女ヶ島編」です。彼女は島の規律を重んじる一方で、ルフィに対しても理解を示し、客観的な視点で物事を判断する賢者としての役割を果たします。
また、世界政府による七武海制度の撤廃後、黒ひげ海賊団と海軍がアマゾン・リリーに侵攻した際には、かつての盟友であるシルバーズ・レイリーらと共に島を守る重要な役割を担いました。
グロリオーサの能力と強さ
武装色の覇気の使い手
グロリオーサはアマゾン・リリーの元皇帝であり、クジャ族の戦士として「覇気」を扱えることが明示されています。具体的には「武装色の覇気」を扱うことができ、これは『ワンピース』世界においてトップクラスの戦士の証です。
並外れた身体能力
高齢にもかかわらず、建物から投げ飛ばされても平然としていたり、長距離を自力で移動したりするなど、驚異的な体力と生命力を維持しています。これは、彼女が長年にわたり戦士として鍛錬を続けてきた証でもあります。
外見と特徴
老齢で背が低く、深い皺と厚い唇が特徴的です。服装はクジャ族の伝統を踏襲しつつ、花飾りやマントなどの個性的な装飾も見られます。
一方、若い頃の描写では背が高く、赤髪の美しい姿で登場しており、当時の彼女の存在感がうかがえます。
グロリオーサと他キャラクターとの関係
| 登場人物 | 関係性 |
| ボア・ハンコック | 育ての親、精神的支柱 |
| サンダーソニア・マリーゴールド | 保護者、教育者 |
| シャクヤク | クジャの次代皇帝であり盟友 |
| シルバーズ・レイリー | 旧友・共闘者 |
| ロックス・D・ジーベック | 元上司(ロックス海賊団時代) |
グロリオーサが象徴するもの
グロリオーサは『ワンピース』において、単なる元皇帝や老婆として描かれているわけではありません。彼女は「過去の遺産」でありながら、今なお島の未来を見据えて助言を送り続ける「生きる歴史」の象徴です。
特に、自由や恋愛、権力といった価値観が激しくぶつかる『ワンピース』世界において、「かつて恋に敗れ、しかしそれを糧に強くなった人物」として、非常に重厚な存在感を放っています。
まとめ
グロリオーサ ワンピースにおける彼女の役割は非常に多層的です。元皇帝、元海賊、賢者、育ての親、歴史の語り部——彼女の存在はアマゾン・リリーという国を超えて、『ワンピース』全体の世界観を支える柱の一つとなっています。
老いてなお強し。グロリオーサはその言葉を体現するキャラクターであり、今後の物語でも重要な場面での登場が期待されます。

